Unstuck In Time
驚くべき才能を持つ気鋭ピアニスト・作編曲家が、
生誕100年を迎える小説家ヴォネガットに表敬した注目作!
- アーティスト:Jason Yeager
- レーベル:SUNNYSIDE
- 品番:SSC-1672
- ジャンル:
ジャンル
ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
TRACK LIST
Jason Yeager / Unstuck In Time
1. Now It’s The Women’s Turn (7:23)
2. Bokonon (6:59)
3. Ballad for Old Salo (8:24)
4. Kilgore’s Creed (5:56)
5. Unk’s Fate (7:42)
6. So It Goes (1:32)
7. Blues for Billy Pilgrim (7:24)
8. Nancy’s Revenge (5:25)
9. Rudy’s Waltz (4:39)
10. Blue Fairy Godmother (5:12)
11. Tralfamadorian Rhapsody (4:23)
メンバー:
Jason Yeager (p) ,Miguel Zenon (as)
Lucas Pino, Patrick Laslie (tp), Alphonso Horne, Riley Mulherkar (tb), Mike Fahie (vib), Yuhan Su, Danny Weller (b), Jay Sawyer (ds)
Recorded December 14 & 21, 2021
★「彼はジャズ・ピアノの伝統に敬意を表しつつ、自分自身の音楽を創造している」(フレッド・ハーシュ)、「雷のような衝撃を与える、驚くべき作曲家であり演奏家」(ラン・ブレイク)。数々のベテラン・ピアニストから高い評価を受ける才人、ジェイソン・イエイガーの最新アルバムが登場です。マンガ調のジャケットも印象的な本作は、『スローターハウス5』『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』等で知られる高名な小説家で、ジャズやブルースの愛好家であったとも伝えられるカート・ヴォネガット(1922年生まれ、2007年死去)へのトリビュート作品です。『Unstuck in Time』というタイトルは、『スローターハウス5』のから採用された一節であると同時に、ロバート・ウェイド監督によるヴォネガットのドキュメンタリー映画と同じになっています。
★ジェイソンはマサチューセッツ州ボストンの出身。同地のバークリー音楽大学で教鞭をとりながら、ニューヨーク・エリア中心に演奏活動を繰り広げています。共演者にはルシアーナ・スーザ、ベン・モンダ―、ジョージ・ガゾーン、オーブリー・ジョンソンらがおり、リーダー作もサックス奏者グレッグ・オズビーのレーベル“Inner Circle Music”から発表された『Ruminations』を皮切りに数作を発表。2019年リリースの『New Songs of Resistance』は南米のプロテスト・ソングを中心とした内容で、ニューヨーク・タイムズ紙では「ジャンルを問わず、2019年に生まれた最高の作品のひとつ」と賞賛されました。
★3年ぶりとなる、この最新アルバムは、Sunnysideからの待望のリリース作品です。ジェイソンがヴォネガットの熱心な読者であること、ヴォネガット自身も著作の中でジャズやブルースに言及するなどの音楽ファンであったこと、2022年がヴォネガットの生誕100周年にあたることなどが重なって、制作されました。バンドにはジェイソンの盟友たちが集い、なかでもアルト・サックスのミゲル・セノン、ドラムスのジャズ・ソーヤーは、目の覚めるようなプレイを繰り広げています。
★生前のヴォネガットは、「私が本当になりたかったのは、ジャズ・ピアニストだ。ロックンロールじゃなくて、アメリカの黒人が世に送り出した、同じものは2度とないジャズという音楽のピアニストなんだ」と述べたこともあるそうです。ジャズ・ピアノの尖端に立つひとりであるジェイソン・イエイガーが精魂込めておくる、鬼才小説家へのオマージュをご満喫ください。
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