Animo

メリッサ・アルダナを急追するメキシカン・ジャズ・サックスの精鋭
アベル・ミレレスが、初リーダー作を発表!

  • アーティスト:Abel Mireles
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1678
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Abel Mireles / Animo

1. Heart Pain
2. What To Do
3. Xochipitzahuatl
4. Perspectiva
5. Beatrice
6. Animo
7. Listen
8. Softly As In A Morning Sunrise
9. Good Angry
10. Forgive

メンバー:
Abel Mireles (tenor & soprano saxophones), Benito Gonzalez (piano), Myles Sloniker (acoustic bass), E.J. Strickland (drums), Special Guest : Candice Reyes (vocals # 5 & 8)
Recorded on July 25th and September 1st 2021, at Sound on Sound Studios, Montclair, NJ,
★メキシコ出身のサックス奏者といえば、メリッサ・アルダナの活躍が目覚ましい昨今ですが、この作品のリーダーを務めるアベル・ミレレス(メキシコ北部の都市、シウダー・フアレス生まれ)も急速に注目を集めているひとりです。このアルバムは、彼の才能が初めてあらわになったといっても過言ではない一枚。メキシコのフィーリングと現代ニューヨーク・ジャズの要素をミックスしながら、ピアニストのベニート・ゴンサレス、ドラマーのE.J.ストリックランドら盟友と共につくりあげた、待望のファースト・アルバムです。
★アルバム・タイトルの“Animo”は、スペイン語で“がんばれ”という意味。アベルが満を持して制作した本作はまた、フォーチュナート・ぺレス(2013年逝去)との思い出にも捧げられています。ペレスは、少年時代のアベルにサックスの手ほどきをしたひとりであり、チャーリー・パーカーなど数々のジャズ・ミュージシャンの演奏も紹介した、父親と師匠を兼ねる存在でした。
★アベルはテキサス大学を経てニューヨークに向かい、ウィリアム・パターソン大学でジャズ・パフォーマンスの学位を取得。ビル・チャーラップ、セシル・ブリッジウォーター、サックス奏者ではリッチ・ペリーやヴィンセント・ハーリングに師事しました。演奏家、教育者、プロデューサーとして幅広く活動し、自身のグループを率いるいっぽう、クリスチャン・マクブライド、ディオンヌ・ワーウィック、ヴァーノン・リード、ジョン・レジェンドらとも共演してきました。インストゥルメンタルの楽曲では熱気あふれるブロウを繰り広げ、公私ともにパートナーであるキャンディス・レジェスの歌声をフィーチャーしたM6「Beatrice」(故サム・リヴァースの楽曲を変拍子にアレンジ)、M8「Softy As In a Morning Sunrise」では、歌に寄り添うような吹奏で楽しませてくれます。
★2021年夏、アベルは遂にアメリカ国民になりました。彼の動きは今後、さらに活発化していくに違いありません。このアルバム『Animo』は、将来への大きな飛躍を予感させる、ラテン・ジャズ・ファンはもちろん、新鮮なジャズを求めるファンならば必ずチェックしたい一枚といえましょう。
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