★ブラジルのベテランSSW、ヴィニシウス・カントゥアリアによる待望の最新アルバム『Psychedelic Rio』がサニー・サイド・レコードからリリース。
★ヴィニシウス・カントゥアリアは、1951年、ブラジル生まれ、リオデジャネイロ育ちのシンガー/ソングライター/ギタリスト/パーカッショニスト。1970年代にブラジルのロックグループ、オ・テルソを結成し、6枚のソロ・アルバムをリリースし、カエターノ・ヴェローゾ、カルロス・アントニオ・ジョビンといったレジェンドとのコラボレーションもしている。
★今作『Psychedelic Rio』は、ここ数十年でコラボレーションの場を広げたカントゥアリアの成果を披露した一枚となっている。セッションメンバーには、数年前にリオデジャネイロのコンサートで知り合ったベーシストのパオロ・アンドリオーロと、パオロの紹介で知り合ったドラマー、ロベルト・ロッシのイタリア出身デュオが参加しており、このトリオで起こった化学反応がアルバムに非常に効果的なものを与えている。
★彼らが作り上げた音楽は、ミュージシャンのアプローチと楽器編成によって一線を画している。今作ではカントゥアリアは通例のアコースティック・ギターは使わずフェンダーのエレキギターを弾いている。これはアルバムのテーマである”サイケ”の色を際立たせるせる為であり、リバーブやディストーションが演奏曲の複雑なハーモニーを歪ませ、より生々しく開放的なサウンドを表現している。