★革新的なスタイルで知られるアメリカのジャズ・ピアニスト、マイケル・ウルフの新アルバム『Memoir』がサニーサイドよりリリース。
★マイケル・ウルフは、1952年、アメリカ/カリフォルニア生まれのジャズ・ピアニスト/作曲家である。70年代初頭にラテン・ジャズの巨匠カル・ジェイダーのバンドに参加するために音楽学校を早々に卒業した後、その後20年間はギグとレコーディングに明け暮れた。キャノンボール・アダレイ、ソニー・ロリンズ、ナンシー・ウィルソン、クリスチャン・マクブライドなど、殿堂入りしたミュージシャンたちと共演をし、21枚以上の作品をリリースしている。
★今作『Memoir』は、世界的にも稀有なガンによって４年間に及ぶ闘病生活の末にリリースされた、まさに奇跡的な作品となっている。ウルフは長年のコラボレーターであるベーシストのベン・アリソンとドラマーのアラン・メドナードと共に、新曲と、そしてウルフが再起することを決めたお気に入りの未発表オリジナル曲の新鮮な解釈からなる、深いインスピレーションに満ちた11曲のコンピレーションを収録している。リズミカルでダイナミックでありながら、同時にソウルフルで、ウォルフの豊かで複雑な演奏と3人のアーティストの音楽性を見事に表現している。