Preaching To The Choir

先が見えない不安感の中、自身も予期せぬ困難に見舞わた
ビンセント・ハーリングのポジティブ・メッセージ。
「皆が分かっていることだけど、愛と希望を持って未来に進もうよ」
サイラス・ティエスナット等が参加したご機嫌なワンホーンアルバム!

  • アーティスト:Vincent Herring
  • レーベル:SMOKE SESSIONS RECORDS
  • 品番:SSR-2101
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Vincent Herring / Preaching To The Choir

1. Dudli’s Dilemma (Vincent Herring) 6:00
2. Old Devil Moon (Burton Lane / Yip Harburg) 7:47
3. Ojos de Rojo (Cedar Walton) 6:53
4. Hello (Lionel Richie) 5:56
5. Fried Pies (Wes Montgomery) 7:37
6. Minor Swing (Cyrus Chestnut) 6:03
7. In a Sentimental Mood (Duke Ellington) 6:26
8. Preaching to the Choir (Vincent Herring) 5:02
9. Granted (Joe Henderson) 6:36
10. You Are the Sunshine of My Life (Stevie Wonder) 7:32

メンバー:
Vincent Herring (alto saxophone),
Cyrus Chestnut (piano), Yasushi Nakamura (bass), Johnathan Blake (drums)
Recorded Jul. 31, Aug. 1, Nov. 20 & 21, 2020 at SMOKE, New York City
■Smoke Sessions Recordsから、人気アルト奏者、ビンセント・ハーリングのワンホーン最新作が登場。ピアノにサイラス・チェスナット等が参加し、同レーベルからは5作目のリーダーアルバムになる。
■2020年秋、ビンセント自身がコロナに感染し、ひどい関節痛の後遺症と闘いながら、体力的にも精神的にも先行きの見えない状況の中で録音された作品。「先行きは不安だけど、愛と希望を持って未来へ進もうよ。多くの人がコロナに感染したり、亡くなったりしている。誰もがこの困難のことをわかっているけれど、僕はそのことを音楽を通じて表現したいんだ!」とビンセントは語る。何事でもポジティブ思考のビンセントの精神力の強さには驚きを隠せない。
■ピアノは百戦錬磨のサイラス・チェスナット(Cyrus Chestnut)、ビンセントの教え子でもあり長年NYで活躍中の日本人ベーシスト、中村恭士(Yasushi Nakamura)、絶好調ドラマーのジョナサン・ブレイク(Johnathan Blake)という最強のリズム隊がビンセントを支えている。ビンセントの最近のリーダー作だが、ゲストミュージシャンが参加したアルバムが多く、彼の得意とする純粋なワンホーン作品は久々である。キャノンボールを彷彿とさせる力強いプレイをじっくりと堪能できる。
■収録曲は全10曲。タイトル曲「Preaching to the Choir」、親しい友人でもあるスイス人ドラマーJoris Dudliに捧げた「Dudli’s Dilemma 」の2曲はビンセントのオリジナル曲。ベニー・ゴルソンの「Killer Joe」を思わせるイントロからスタートする「Old Devil Moon」、シダー・ウォルトン、ウエス・モンゴメリー、エリントン等のジャズマンオリジナルも収録、全曲で魅せるプレイは圧巻である。サイラス・チェスナットの繊細でお洒落なピアノプレイが随所で光る。
■録音は2020年6,8,11月にジャズクラブが閉鎖されたNYのパンデミック状況の中、無観客のジャズ・クラブ「Smoke」にて収録された。11月のライブはストリーミングで全世界にライブ配信された。
■日本盤にはダウン・ビート誌やジャズタイムズ誌で活躍中のジャズジャーナリストTed Panken氏によるビンセント・ハーリングとのインタビュー形式の解説(完全翻訳)が付属する。
0195269060381

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