レオ・ボルヒャルトの芸術

米兵の凶弾に倒れた悲劇の指揮者が残した偉大な演奏
ベルリン・フィルが完全燃焼、ボルヒャルトの名盤復活!!

  • アーティスト:レオ・ボルヒャルト
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:TALT-068
  • ジャンル: ジャンル クラシック 管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:国内プレス モノラル
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

レオ・ボルヒャルトの芸術

①チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』 作品71a
②ウェーバー:『オベロン』序曲
③チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
④グラズノフ:交響詩『ステンカ・ラージン』

レオ・ボルヒャルト(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:①1934-1935年、②③1945年6月30日、④1945年6月17日
★長らく廃盤で復活を望む声が多かったボルヒャルトの名盤!!ターラ音源をAltusがライセンスしリマスター復刻いたしました。戦後フルトヴェングラーに代わりベルリン・フィル首席指揮者として活躍したものの、1945年8月23日に米軍の誤射で亡くなってしまった悲劇の大巨匠ボルヒャルト。残された録音は少なくどれも貴重なもので、ベルリン・フィルの白熱した演奏からはお互い強い信頼関係にあったことが見て取れます。30~40年代の録音としては聴きやすい音質で、ボルヒャルトの至芸を十二分に堪能できるディスクとなっています。
★収録された作品はどれもいわゆる大曲というものではありませんが、ボルヒャルトの音楽を知るに十分なバラエティに富んだ内容と言えます。引き締まったスマートな響きを基調としつつも、細やかな構築力で大きなクライマックスを立派に作り上げる手腕に脱帽。オーケストラの統率も見事でベルリン・フィルならではの輝かしさが大いに生かされています。あまり聴く機会のない『ステンカ・ラージン』なども素晴らしい出来栄えで、襟を正して聴きたくなる名演。ボルヒャルトの個性が強烈に刻印されたアルバムです。
★解説書にはオリジナルの輸入盤に載っていたミリアム・シェルヘンとルネ・トレミヌによる文章の日本語訳を掲載。ボルヒャルトの人となりや誤射事件の日の話など、資料としても価値ある内容です。
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