18~19世紀南ドイツとイタリアの聖母マリアを讃える曲

18~19世紀南ドイツとイタリアの聖母マリアを讃える曲
キーンドルのソプラノ、デュフレーヌのオーボエ、
ドゥヒテルオルガンによって奏でられる心洗われる調べ

  • アーティスト:メヒティルト・キーンドル、アン・デュフレーヌ、ノルベルト・ドゥヒテル
  • レーベル:TYXART
  • 品番:TXA-15069
  • ジャンル: ジャンル クラシック 声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:71:00

TRACK LIST

1. ヴァレンティン・ラートゲーバー:天の女王

2. マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第7旋法によるプレリュードとフーガ

3. マリアヌス・ケーニヒスペルガー:今日マリアを讃えよう

4~6. ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル:パルティータ ハ長調

7~12. ピエトロ・テルツィアーニ:サルヴェ・レジーナ

13. ヨハン・セバスチャン・バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV.590

14. ヨーゼフ・ラインベルガー:アヴェ・マリア op.171 1a

15. ヨーゼフ・ラインベルガー:アンダンテ・パストラーレ op.98

16. ヨーゼフ・ラインベルガー:パストラーレ ト長調 op.156 8番

17. マックス・レーガー:マリアは歌う、幼い御子に(マリアの子守歌)

18. マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第4旋法のアリア

19. ベネディクト・ビーヒテラー:救い主のうるわしき母

20. マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第2旋法のアリア

21. ベネディクト・ビーヒテラー:アヴェ・レジーナ

22. マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第7旋法のアリア


メヒティルト・キーンドル(ソプラノ)1、3、7〜12、14、17、19、21

アン・デュフレーヌ(オーボエ)1、3、4〜6、15、19、21

ノルベルト・ドゥヒテル(オルガン)1〜22

録音:2015年8月


★南ドイツとイタリアの、バロックから後期ロマン派までにわたる聖母マリアを讃える曲を集めたソプラノ、オーボエ、オルガンのための作品集。各楽器のソロ曲を交えながら、ソプラノとオーボエ、オルガンによる華のある響きが広がります。

CD最初の曲、「天の女王」の作曲者、ラートゲーバーはJ.S.バッハと時代を同じくする作曲家。その心地よい旋律と飾らない和声に見られるようにシンプルで素朴な音楽を好んだという彼は、バロック音楽から古典派音楽への移り変わりに一役買ったともいわれています。復活祭のために書かれたCD収録曲「天の女王」はオーボエとソプラノの軽快な掛け合いが美しく、敬虔さと華やかさを併せ持つこの編成の魅力を堪能できます。

★200年に渡る広い時代を網羅しているこのCDの中で1 番時代が新しい曲は、19世紀後半の作曲家レーガーの歌曲「マリアは歌う、幼い御子に(マリアの子守歌)」。晩年に書かれたこの曲は、彼の作品中で最も有名な曲の1つです。ゆりかごが揺れるような伴奏の上で歌われる旋律は美しく清らかで、聖母マリアの優雅さを思わせます。

カトリック信徒の多い南ドイツ、イタリアで、時代を越えて受け継がれる聖母マリアへの祈り。音楽の形に表れた祈りに心洗われる1枚です。


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