17世紀前半に活躍したコッツォラーニの音楽
- アーティスト:エミリアーノ・ゴンザレス=トロ、イ・ギメッリ
- レーベル:NAIVE
- 品番:V-5472
- ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
17世紀前半に活躍したコッツォラーニの音楽
★17世紀、とりわけモンテヴェルディ作品を、レ・タラン・リリクやアカデミア・ビザンチナなどで歌い続けて20年ほどになるテノール、エミリアーノ・ゴンザレス=トロ率いるアンサンブル“イ・ギメッリ” のデビュー盤。カヴァッリ、ストロッツィ、サンチェスらから絶大な尊敬を集めていた作曲家、コッツォラーニの晩課です。17世紀前半の最大の作曲家といっても過言ではない存在であるコッツォラーニ。多重合唱を用いる名手であり、宗教的なレトリックを作品に織り込むセンスは素晴らしいものがあります。晩課はミサに次いで音楽的に重要な政務日課のひとつです(聖務日課の最後から2番目の時課にあたる)。冒頭の楽曲の華やかさはモンテヴェルディのオルフェオの序曲を思わせるような雰囲気。つづく楽曲も鮮烈かつドラマチックなポリフォニーの世界。声楽もアンサンブルも実にフレッシュに演奏しており、コッツォラーニの魅力を堪能できます。