電子音と生音が溶け合うアンサンブル作品
- アーティスト:イン・ワン
- レーベル:WERGO
- 品番:WER-7347
- ジャンル: ジャンル クラシック 現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:60:14
電子音と生音が溶け合うアンサンブル作品
イン・ワン(1976-):
Tun・Tu ~サクソフォンとエレクトロニクスのための(2012)
Wave in D ~アコーディオンとエレクトロニクスのための(2008)
Glissadulation ~アンサンブルのための(2014)
Focus Exchange ~クラリネットとエレクトロニクスのための(2015)
Tip to Top ~ドラム・ソロのための(2015)
Coffee & Tea ~アンサンブルとエレクトロニクスのための(2013)
ニコラ・ルッツ(サクソフォン)テオドーロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
ニーナ・ヤンセン(クラリネット)中村功(パーカッション)イン・ワン(エレクトロニクス)
アンサンブル・フェニックス・バーゼル
MAM.現代音楽工場
録音:2015年4月17-21日、9月11日、11月12日
★1976年、上海生まれの作曲家イン・ワンによる、エレクトロニクスと生楽器による音楽。素早く同音反復される、明滅するパルスのような素材が多用され耳に残り、何とも緊張感の高まる暗喩的な効果を生んでいます。比較的大きな編成になる「Coffee & Tea」がこのアルバムにおける表現の集大成のようで面白い。楽器によるノイズ、ブレストーン、または電子音を縦横に用い、細切れでメカニックな、フレーズともつかない素材を重ね構成した音楽。ミュージックコンクレートの語り口を生演奏も合わせて体現したような趣。風通し良くすっきりと音が配置されているのもセンスを感じます。