本選のチャイコフスキーの協奏曲ではなんと第2番を演奏。有名な第1番を上回る高度なテクニックを要する難曲をコンクールの場で見事に演奏し優勝を勝ち取りました。カントロフはBISレーベルより既に3枚のディスクをリリース。レーベル社長のバール氏がその才能に惚れこみ10代からレコーディングを行っていました。今年10月には優勝者ガラ・コンサートでも来日予定があり、コンクールの感動が再び味わえることでしょう。
またチェロ部門ではロシアのアナスタシヤ・コベキナが第3位に入賞しました!コベキナは今年のラ・フォル・ジュルネ TOKYO2019に出演し話題となった演奏家。コンクール本選のエルガーの協奏曲では涙を誘う熱演で聴衆を魅了しました。Clavesレーベルよりヴァインベルク、ショスタコーヴィチ、コベーキン(コベキナの実父)のアルバムをリリースしており、確かな音楽性で注目を集めております。